ゲートの処理の方法

ニッパーでゲートからパーツを切り離しても、わずかに跡が残ってしまいます。
このゲート跡をキレイに仕上げる方法を解説します。

ゲート跡とは?
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画像のように、ニッパーでゲートからパーツを切り離したときに、凸で残っている部分のことです。(写真は大げさに残してあります)
これを平面に仕上げるだけで、おもちゃ感がなくなり、作品がグッと良くなります。
また、良くある失敗としては、ゲート処理をした際に、切り取った部分が白くなってしまう白化という現象があります。

【プラスチックの白化とは】
プラスチックを切り取る際に、圧力がかかって密度が薄くなった部分が白くなってしまう現象です。
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画像の中心あたりの白くなってる部分がゲートを切った時に白くなってしまった箇所です。このプラスチックの白化を防ぎつつ、ゲートをキレイに処理するポイントを解説します。

<キレイに仕上げるポイント1>
ニッパーでゲートからパーツを切り取るときにゲートを少し残して切り取る。

<良い例>
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<悪い例>
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※ギリギリで切り取ると切り取る際の圧力がパーツ側におよび、白くなる原因になります。
※また、切れ味の良い薄刃のニッパーを使用することで、白くなるのを抑制できます。

<キレイに仕上げるポイント2>
ニッパーで凸部分を少し残して切った後は、凸部分をデザインナイフで削りますが、その際にデザインナイフの刃先の形を意識するとキレイに処理できるようになります。
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画像ではわかりにくいかもしれませんが、デザインナイフの刃をよーく見ると、刃先の部分が斜めになっています。
ただパーツに対してデザインナイフを平行にあてて削るという感覚だと失敗が起こりやすいです。

<NG例1:刃先が浮いている>
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このあてかただと、パーツに対して平行にあててるように見えますが、良く見ると刃先の部分が平行にパーツにあたっていないため、うまく切り取ることができません。

<NG例2:刃先が傾きすぎ>
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これは刃先がパーツに対して斜めにあたりすぎているため、このままいくとパーツをえぐってしまいます。
慎重に切り取ろうと思っているのに、NG例1でうまく切り取れないから、NG例2でパーツをえぐってしまう。これが失敗の王道パターンです。

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この刃先のあてかたが正解です。刃先の斜めになっている部分とパーツの角度が平行にあたっています。細かいですが、このあてかたを意識して切り取ると、うまく切り取ることができます。

<キレイに仕上げるポイント3>
何度かにわけて少しずつ削る。
これは凸部分が太い場合ですが、一気に切り取ろうとすると、パーツに過度の圧力がかかり、白化の原因になります。圧力がパーツの方にかからないように薄く少しずつカットしていきましょう。

<キレイに仕上げるポイント4>
爪でこすって、白化を消す
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パーツが白化しないように気を付けていても、パーツを切り離す際に最低限の圧力がかかることは避けられないため、実は完全に防ぐことはできません。では、どうしたら良いか。白化の原因がパーツにかかった圧力でプラスチックの密度が薄くなって白くなってしまうのであれば、密度を戻してやれば良いのです。これには、白化した部分を爪や先端の丸いものでこすってあげてください。

上記にあげた例以外にも、白化した部分をキレイに仕上げるために、マーカーで塗装したり、ヤスリがけをしたりと方法はありますの、自分なりの納得のいく処理方法を見つけましょう!

 

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この記事の著者

JIN

JINディレクター

ぐるぐるBOXのディレクター。三重県出身。

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